西国33所巡り 2021年其の1-結果

期間は、2021年3月12日~3月19日

番外札所も含め更に効率的に参ることができないかと、直前に決めた日程は次の通り。

12日。往路。総持寺。大阪梅田駅付近泊

13日。中山寺→花山院→勝尾寺。嵐山駅付近泊

14日。善峯寺→六角堂→革堂→醍醐寺元慶寺。嵐山駅付近泊

15日。清水寺六波羅蜜寺今熊野観音寺三室戸寺穴太寺大津駅付近泊

16日。観音正寺宝厳寺大津駅付近泊

17日。岩間寺石山寺三井寺長命寺大津駅付近泊

18日。圓教寺葛井寺大津駅付近泊

19日。復路。尾張一宮真清田神社。夕方帰宅

日程のポイントは、

◆毎月17日に出ている岩間寺行きシャトルバスの利用を踏まえる

路線バスだと最寄バス停から片道約50分歩くことになる

勝尾寺行きは土日祝日とすること

休日に比べ平日のバス本数がだいぶ少ない

移動日に総持寺へ寄ることで、大阪スタートの日程が楽になったので

中山寺から程近い花山院にも行きたい、花山院に行くならもう一つの番外札所の元慶寺にも、と

欲をかいたプラン。結果としては、まあ余裕。

ヒヤヒヤしたのは勝尾寺帰りのバスが渋滞で予定より10分近く遅れて、危うく

宿泊先に予約してあった夕飯を食べ損ないそうになったことくらいかな〜

日程が余裕だった理由のひとつは、歩くスピードが早かったからというのがある。

今回バス利用が多く、また、そのバスも本数が少ないことから

乗り損ねないために、常に徒歩時間を確認するよう意識していたが

事前に調べておいた時間より2割以上少ない時間で移動してた。

例えば花山院は、バス停から徒歩25分位とのことだったが、19分で行けたし

同じく徒歩25分位との長命寺へは16分だった。

歩くのが早くて時短ではあったけれど、いつまでも続く石段や

二度と歩きたくないと思うような急坂もあり

日程を組む上での移動時間は絶対余裕をもった方がいいと思った。

さて、個々の思い出。

13日は天気に恵まれず雨が降ったり止んだり。花山院では雨に降られなくてラッキーだったが

バス停から歩くなら雨の日は避けた方がいいと感じるほど坂がキツい。濡れた地面できっとコケる。

14日は予定変更。革堂を参った時点で1時間以上早かったので、元慶寺を先にした。

番外に行かなくても満願達成できるので元慶寺の優先順位は低かったのだが

時間の余裕があったので、革堂から距離的に近い元慶寺を先に済ませた。

おかげで、広い醍醐寺を時間を気にせずゆっくりできたので良かった。

15日は予定に追加。三室戸寺が終わった時点で2時間近く早かったので

隣の駅、黄檗で寄り道。萬福寺へと。

萬福寺って黄檗宗大本山だっけ?立派なお寺だった。駅から近いというのも嬉しかった。

16日は、思惑のあった日だ。思惑とは、近江八幡市コミュニティバスを利用すること。

観音正寺へのアクセスについて調べると、能登川駅から路線バス&裏参道(ハイキングコース

みたいな山道)歩くこと50分とか、安土駅でレンタサイクルして繖山麓まで行くとか

「これ、土地勘のない人ちゃんと行けるの?」という不安なルートばかり。

そんな中ついに見つけた、けっこう安心ルート。

近江八幡駅からコミュニティバス(あかこんバス)に乗り、楽市会館バス停で降りる。

楽市会館から徒歩5分位で観音正寺への表参道口。でも、そこから40~60分というのは変わらないけどね。ちなみに25分で上った。

表参道だからか、ずっと石段が続いていて、「お寺へ向かっているんだぁ」という気持ちになれるのもいい。

このコミュニティバス、誰でも利用でき、料金は一律¥200(現金または回数券)。ただし、本数も少なく運行は平日のみ。

17日。何より良かったと思うのが、シャトルバスが運行してたこと。2月は新型コロナのせいで

運休してたからね。

このシャトルバス、岩間寺へ直行で、そのうえ無料。そんなおいしいバスが運行されるのは

17日が岩間寺の縁日だから。

だからバスが混むのは当たり前?乗車人数が多いと次のバスにされてしまうこともあると言うので

どうしても7時50分発のバスに乗りたくて7時半前にバス停に行くと既に10人位待ってた。

早めに行って正解。

バスの時刻は月により異なるらしいので岩間寺のホームページなどで事前のチェックが必要。

このシャトルバス、帰りは途中下車可能で、石山寺山門前で降ろして貰えるのも嬉しい。

次行くときも絶対17日にするワ。

あと、この日は長命寺へ行くのに前日同様近江八幡市コミュニティバスを利用した。

バスの道のり約30分だから仕方ないとは思うけど、路線バスだと片道500円もする。

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18日は遠路はるばる姫路まで。遠路といっても、せいぜい2時間。楽勝だね。

バスの往復と書写山ロープウェイ往復の運賃がセットになった券を

姫路駅のバス案内所にて¥1420で販売してるので購入してからバス乗車。

ロープウェイで山上に着くと、そこから圓教寺まで徒歩25分ほど。500円のマイクロバスもある。

歩くスピードに自信があったので、もちろん徒歩。そして所要時間は16分。

圓教寺奥の院では日によりチベット文字御朱印がいただけるらしいが

この日はお坊さまがいらっしゃらなかった。縁があれば、いつかいただけるだろう。

19日、復路。行きはよいよい帰りは怖い〜♪なんて歌があったが

行きはよいよい帰りは長い〜♪な帰り道。特に長く感じるのは静岡県。←生まれ故郷

滋賀県、すぐ岐阜県、すぐ愛知県、そして静岡県

つぎ静岡県、まだ静岡県、とどめの静岡県。っていう位、静岡県長いの。

まあ横長ですわ、静岡。新幹線だって、静岡県の駅たくさんありますもん。

静岡終わるとね〜、気持ちが楽。熱海で乗った電車の行き先、高崎だからねぇ。

豊橋で浜松行きに乗り、浜松で興津行きに乗り、静岡で三島行きに乗り、富士で熱海行きに乗るのとは

大違いってことだ。

とにかく、7泊8日の西国33所巡りの旅を無事終えた。

残すは3寺。